S保養所
場所鹿児島市
竣工年2024年
用途住宅
構造木造
床面積283m²
重なりの場所
この建物は企業の保養所の計画で、課題としては、書庫とプールという空気環境が相反する二つの機能を、住宅規模の中でいかに計画するかにあった。
空間構成については、要望されたプールサイズと必要な蔵書数に基づいてプールと書庫それぞれに必要なヴォリュームを算出し、両施設を短辺(妻面)の一面のみで隣接させる配置とすることで、空気環境に配慮した計画とした。
建物二層分の書庫は、書棚で構成された空間の隙間に諸室を配置し、所々に設けた開口部や隙間からプール、閲覧室、屋外の風景などの様々な光景が混ざり合って見えるようにした。これにより、異質な環境が一つの空間の中に重なり合うようにした。
プールは周囲からの視線を遮りつつ、建物のコーナーに向けて点対称の開口部を設け、屋外環境と重なるような開放感をつくりだした。
小規模な空間に多様な環境が重なり合い、訪れる人々が楽しみを見出せるような建物を目指した。
222025
空間構成については、要望されたプールサイズと必要な蔵書数に基づいてプールと書庫それぞれに必要なヴォリュームを算出し、両施設を短辺(妻面)の一面のみで隣接させる配置とすることで、空気環境に配慮した計画とした。
建物二層分の書庫は、書棚で構成された空間の隙間に諸室を配置し、所々に設けた開口部や隙間からプール、閲覧室、屋外の風景などの様々な光景が混ざり合って見えるようにした。これにより、異質な環境が一つの空間の中に重なり合うようにした。
プールは周囲からの視線を遮りつつ、建物のコーナーに向けて点対称の開口部を設け、屋外環境と重なるような開放感をつくりだした。
小規模な空間に多様な環境が重なり合い、訪れる人々が楽しみを見出せるような建物を目指した。
222025