季節の移ろいを感じる家
竣工年2016年
用途住宅+一部事務所
構造鉄骨造
床面積487m²
本計画は、オフィスとして使用していた建物を、住宅へリノベーションを行うプロジェクトである。
港沿いに建つこの建物は、海辺に自生する「アコウの木」を眺めることができる。
初夏に赤い実をつけ、鳥を誘い、四季折々の表情を見せるこの木を、ゆっくりと眺め、「季節の移ろいを感じる家」をつくりたいという施主の思いから、このプロジェクトはスタートした。
建物の中で一番大きな窓があり、景色を見渡すことができる場所に、リビングダイニングを配置。また、元々室内にあった高低差を解消するため、リビングダイニングの床を約90㎝上げる計画とした。
それにより、室内がバリアフリーになり、更に、腰高の窓が足元までの窓となることで、アコウの木と港の景色を印象的に切り取る窓となった。
インテリアデザインは、「和モダン+古民家」、「大正ロマン」の2つのデザインコードで計画。エントランス、ホールは、玉砂利や石、左官壁を使うことで、室内で有りながらも旅館のアプローチのようなデザインとした。障子のデザイン、堀コタツのデザインは、重心を低くする事を意識し、ヒューマンスケールの落ち着いた空間となった。
応接室は、施主こだわりのアンティーク家具や調度品に合わせた「大正ロマン」の空間。ウィリアム・モリスの壁紙やステンドグラス、アンティークガラスを使い、細部までデザインした。
215067
港沿いに建つこの建物は、海辺に自生する「アコウの木」を眺めることができる。
初夏に赤い実をつけ、鳥を誘い、四季折々の表情を見せるこの木を、ゆっくりと眺め、「季節の移ろいを感じる家」をつくりたいという施主の思いから、このプロジェクトはスタートした。
建物の中で一番大きな窓があり、景色を見渡すことができる場所に、リビングダイニングを配置。また、元々室内にあった高低差を解消するため、リビングダイニングの床を約90㎝上げる計画とした。
それにより、室内がバリアフリーになり、更に、腰高の窓が足元までの窓となることで、アコウの木と港の景色を印象的に切り取る窓となった。
インテリアデザインは、「和モダン+古民家」、「大正ロマン」の2つのデザインコードで計画。エントランス、ホールは、玉砂利や石、左官壁を使うことで、室内で有りながらも旅館のアプローチのようなデザインとした。障子のデザイン、堀コタツのデザインは、重心を低くする事を意識し、ヒューマンスケールの落ち着いた空間となった。
応接室は、施主こだわりのアンティーク家具や調度品に合わせた「大正ロマン」の空間。ウィリアム・モリスの壁紙やステンドグラス、アンティークガラスを使い、細部までデザインした。
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