『中庭と土間のある家』
　お施主様より自宅に居るときは静かにプライベートな時間を楽しめるよう、非日常的な空間をつくってほしいと依頼があった。
　外部に窓を極力設けず、樹齢200年超のオリーブの古木を中央に配し、その周囲に諸室を配置。小学生の子供さん達が、裸足でも出れるよう土間を設け、縦横に走り回ることができる。
　豊かな中庭が十分な日差しと心地よい風を取り込み、外部の喧騒を遮って夜は癒しの空間となる。1日の疲れを癒し、明日の英気を養い、今日もまた社会・地域に貢献されるお施主様の姿がそこにある。

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